所長コラム  正博の彫り出しもの(木彫)アラカルト     
其の壱続編・牡丹に唐獅子
   
松本市の中町商店街を歩いていると、伊原漆器専門店の看板に唐獅子、牡丹が・・・。

              


ご主人に聞いてみると
創業した100年前から、変わらないデザインとのこと。
当時扱っていた商品(コタツ板やついたてなど)に、牡丹と唐獅子の絵柄があったらしいのです。
古くなっても、その絵柄はずっと継承し、3代目の現在に至るとか。
今ではこの看板がお店の目印になっているそうです。


ことわざにも牡丹と唐獅子は取り合わせがよいということになっていて、
ついたてや陶器にも使われていることが多いようです。


 
                                       (2010年10月5日)