ごあいさつ

過去・今・未来・・・歴史を積み重ねて



 諏訪総合設計は昭和35年創業以来、おかげさまで本年で64年を迎えることができました。日頃は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 創業者 宮坂荘一より昭和55年に経営を引き継ぎ、昭和59年5月 代表取締役就任以来40年の歳月が流れました。 この間、阪神淡路 東日本大震災や 耐震偽装、姉歯事件、バブル崩壊、コロナ禍、平成19年には構造適合性判定制度や構造一級建築士の創設、法の大改正 等 社会の多様化、激変の歳月でありました。
 今春、代表取締役を退任し、取締役会長に就任いたしましたが、弊社の歴史を共につくってくださったすべての皆さまに、深く感謝申し上げる次第でございます。
 建築設計、構造設計、大隅流立川流や旧岡谷市庁舎、諏訪市片倉館など文化財の研究や活動は天職と心得 これからも継続いたしますので、今後も変わらぬご指導を賜りますようお願い申し上げます。         

                            2024年 4月
                            取締役会長 宮坂 正博



 
 諏訪総合設計は1960年、宮坂荘一が、諏訪地方の設計事務所の草分けとして宮坂一級建築設計事務所を開業しました。その4年後に株式会社宮坂建築設計事務所に法人化、1980年現在の社名に名称変更し、宮坂正博に受け継がれ現在に至っております。荘一の先代豊治は大正年代から昭和にかけて宮坂兄弟組・岡谷土木建築株式会社を経営し、この地域で多くの建築を残しました。大正、昭和、平成、令和へと建築の技術や精神が脈々とつながれてきた弊社の歴史の形成は、諸先輩方のご努力と、多くの関係者の皆さまのご指導、ご支援のおかげに他なりません。社会の大きな流れにおいて建築設計も様々に変化する中で、創業から今日に至るまで多くの皆さまに支えられておりますことに、深く感謝申し上げます。
 社会環境の急激な変化、自然災害の多発など今後対応すべき内容も多岐にわたり、ますます複雑化する建築業界ですが、創業からの社是「技術と信頼・創意と工夫」を基本として、社業発展のため全力を尽くしてまいる所存でございます。地域に根差した企業として努力を積み重ね、時代に即した新たな工夫も加えながら、皆さまとともに歩み続けていきたいと思います。今後とも一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。                         
                             2024年 4月
                             代表取締役 牛山 英俊